池田氏庭園洋館修復工事見学会   

国指定名勝 池田氏庭園内にある洋館の修復工事現場見学会が8月24日に行われました。

洋館は大正11年に建てられた秋田県初の鉄筋コンクリート造りの2階建ての建物です。当時は図書館として地域の住民にも開放していたそうです。

修復工事は平成18年に着手し外壁や屋根の修復がほぼ完了し、建物を覆っている足場やシートは今秋にも撤去する予定です。

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調査により創建当時は塔屋屋根にはドーム状の屋根があったことがわかり今回の修復工事で復原されました。大正時代にこんなお洒落な屋根が作られていたなんてすごいですね。

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洋館2階の足場から撮影しました。当時はこんな感じで庭を眺めていたのでしょうか。(写真中央に高さ4mの雪見灯籠の足が見えます)

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洋館1階の食堂兼音楽室の天井の様子です。天井や壁は漆喰仕上げになっています。当時の質感を再現するために左官作業は漆喰づくりからはじめたそうです。現場での漆喰づくりは今日ではほとんど行われていませんが、当時のやり方にならって作ったそうです。来年は天井に修復されたシャンデリアが設置されるようです。

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洋館の壁紙には金唐革紙(きんからかわかみ)という大変高価な壁紙が使われていました。どれくらい高価かと言うと当時のお金で紙幣を直接壁に貼るよりもお金がかかっていたそうで国会議事堂にも使われているそうです。その金唐革紙が昨年度から制作されていて今年度中に完成し、来年度いよいよ壁に貼られるそうです。
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今年の秋は紅葉と白い洋館が同時に見られるようなので今から楽しみです。

マコリックスでした。
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by daisen100 | 2009-08-27 08:50 | イベント・行事

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